埼玉ピアノコンクール・本選会でした♪

みなさま、こんにちは。
吉川市・松本ピアノ教室 まつもとです。
今日は、彩の国埼玉ピアノコンクールD級・中学生の部の本選会でした。
中学生といえば、部活動が始まったりお勉強も忙しくなったりと大変な中、皆さん、予選から本選と何曲も準備し、本当によく頑張っています。
幼稚園の時から通ってくれている中学生のYちゃんも、学年トップクラスの成績を維持し😊部活動にも参加し…そんな中の参加でした。
Yちゃんは弾けそうな曲はわりとすぐに弾けてしまうので、少し長い期間、練習できる課題曲については毎回、超背伸びした曲を選曲するようにしているのですが(必然的に本気モードの練習が必要になりますね)、今回もひと月と数週間の練習期間でショパンの難曲を仕上げ、本当によく頑張りました✨
こうやって頑張れることもYちゃんの才能のひとつと思います✨
ステージでの演奏のシビアなところは、本番のステージで一回目の一度の演奏で評価は決まってしまうということ。
もちろん、いつでもどんな状況でも普段通りの演奏ができることが理想ですが、お子さん達にとっていつもと違う音色のピアノに戸惑ったり、緊張して練習と全く違う演奏になってしまったり、ということは当然起こりえると思うのです。
Yちゃんも、前日までの練習ではほぼノーミス…でしたのにステージではまさかのミスタッチ💦
しかも今まで一度もしたことがないところで連発…💦
えっ?
そこで?
という感じで、こんなに崩れたことはないのにね💦という状態。
審査員の先生が書いてくださった講評でも音楽性は褒めていただいたものの、「テクニックも本当はあるのだと推測できます・・・」と💦
もう一度弾いたら、きっとまた全然違う演奏になると思うのですが、そういうわけにはいきませんよね。
(それがまた逆に音楽ならではの素敵なところでもあるのかもしれませんが…)
演奏を聴いてくれた教室のお姉さんは、
「凄く頑張ったのに本番で思い通りに弾けなかったら、私だったらショックで寝込んじゃうかもしれないな~」と。
ステージでの演奏を色々と経験してきているだけに気持ちを察してくれているのですね😊
ですが、当のYちゃんは
一瞬、しゅんとしていたもののすぐに回復。
「終わってしまったことはしょうがない~~」と💦
お母様は「回復が速すぎますよね💦・・・」と。
思い通りに演奏できた時もそうではない時も、この経験を生かしてまた次も(は)頑張ろう!という気持ちが、お子さん達を成長させていくのだと思います。
7転び8起き。
そんなことをたくさん経験できるのもピアノの演奏ですね。
まだまだ発展途上のお子さん達、これだけ頑張ったのに~ということがあっても、めげずに自信を無くさずに、演奏をすることを楽しみながら頑張って欲しいと思っています。
さてYちゃん。
この前向きさも絶対に必要ですが、この経験を生かすことももちろん必要ですね。
改善するべきところは改善し、これからもYちゃんらしく演奏を楽しみながら自信を持って頑張ってくださればと思います。
前日の演奏の一部をご紹介します(ちゃんとミスなく弾けているバージョンです😊)
テクニック的にハードな展開部も、ほぼノーミスです💦
ピアノは、専門にとか趣味としてとか、コンクールに参加するとかしないとかに関わらず、自分らしく一生懸命に練習してみた時、本当の意味で自分で演奏を楽しめるようになるのだと思います😊
教室の生徒さん達には、今、していることに本当に一生懸命に取り組んでみて欲しいなと思っています。
ピアノの練習を通してそんな力も是非、身に付けていきましょう😊