講師紹介

松本ピアノ教室 講師
松本裕美
( まつもと ひろみ )

ホームページをご覧いただきありがとうございます。
当ピアノ教室主宰の松本です。

子供たちの中に秘めた能力を引き出してキラキラ輝かせたい・・・そんな想いで日々レッスンしています。

ピアノレッスンへの想い

私のレッスンへの想いについて少しお話ししたいと思います。よろしければお付き合いください。

私は大学を卒業し、ピアノの先生として指導を始めた頃、こんなことを感じるようになりました。

「生徒さんたちは毎週、楽しく通ってきてくれているのに、なぜ上達しないのかしら？」

練習しないのでは？
そもそも音楽やピアノに興味がないのでは？
センスがないから？

でも、そのどれも違っていました。

音大を卒業すればすぐに当たり前にピアノを教えられる、と思われることも多いと思いますが（実際、私自身もそう思っていました）実は、そうというわけではないことも多いです（初めから指導力がある方は別と思いますが・・・）　。

生徒さんひとり一人の個性を見極め、それに合わせた効果的な練習を提案

確かに “知識” として知っていることは教えることができます。ですが、それだけではピアノは弾けるようになっても上達することは難しいです。子供たちは体つきも手のサイズも、指の長さも関節の柔らかさも、ひとり一人違います。感じ方も、耳の良さも、ピアノへの関心度も、何から何までひとり一人違います。ですので、一つのことができるようになるために、お二人の生徒さんにまったく反対のことを伝える必要があったり、同じ曲のレッスンでも決まり切った指導要領のように、とはいかないのがピアノのレッスンです。

ですので、まずレッスンでは生徒さん一人ひとりの個性を見極めていくことが必要になります。ですが、大学を卒業したばかりの当時の私には、それは無理なことだったと思います。

この子はピアノに興味がありそう・・・・
くらいしか見えていなかったと思いますし
“練習しないから弾けないのよ～” などと考えていたようにも思います。

その後、多くの生徒さんとレッスンする中で、私自身も多くのトライアンドエラーを繰り返し、生徒さんひとり一人の個性を見極め、それに合わせた効果的な練習を提案していけるようになった時、生徒さんたちは飛躍的に弾けるようになっていきました。いくら指導法の本を読んでも、指導法のセミナーに参加してもそれでできるようになったわけではなく、たくさんの生徒さんと関わり、多くの経験を積んできた時間の中で身に付けられてきたことなのだと感じています。

ただやみくもに練習するのではなく、自分に合った方法で練習することがピアノの上達の大切なポイントになります。そして、こんな練習をすればこんなに弾けるようになるという経験を積んでいくことで、お子さん達は積極的に練習に取り組めるようになっていきます。

楽しいから続く、プラスのサイクルを

ピアノの練習やレッスンは、楽しいからこそ続けていくことができます。どのような目標をもってピアノと関わっていくにしても、それはどなたにも共通します。

レッスンに通うことが楽しい
↓
自分に合った効果的な練習をする
↓
弾けるようになったことを実感できる
↓
練習することが楽しくなる
↓
周りから褒められたり認められたりすることで自信が付く
↓
もっと練習したくなる

こんなプラスのサイクルができたお子さん達は、楽しみながらどんどん上達していけるようになります。

ですが、どのお子さんも初めから練習が楽しく大好き、だったわけではありません。子供たちが能力を磨いていくには傍らに必ず一人の大人の存在が必要と言われています。それは、きっと保護者のみなさまです。お子さん達が楽しみながら上達できるレッスンの環境を与えていただき、ご自宅でも楽しみながら練習できる環境を是非お作りいただければと思っています。

あまりピアノが好きではないお子さんは、ピアノが好きになるように・・・
ピアノが大好きなお子さんは、もっと好きになるように・・・
趣味として楽しみたいお子さんは、趣味として楽しめるように・・・
上達したいお子さんは、どんどん上達できるように・・・

ひとり一人の気持ちや個性に寄り添いながら、どの生徒さんも大切に育てていきたいと思っています。

コンクールについて ～ 目標に向かって努力し、人前で自分の気持ちを伝える経験は、その後の人生に大きな人間力となって影響する

当教室からは、音楽の専門に進むわけではないけれど、それと同等に弾ける生徒さんも多く育っています。

コンクールの公式な結果には

彩の国・埼玉ピアノコンクール：
第２位銀賞、埼玉新人演奏会、受賞者記念演奏会に出演。
本選入賞。審査員特別賞。

JPTA日本ピアノ教育連盟ピアノオーディション：
全国大会出場。
全国大会ベスト３、全国優秀者演奏会出演。

ピティナピアノコンペティション：
A１級、B級、C級、E級、グランミューズ部門、本選優秀賞。

和幸ピアノコンクール：
第２位、審査員特別賞。　第３位、優秀賞、馬車道サロン賞。　奨励賞、和幸賞。

などがありますが、コンクールについては賞を取ることが目的でも、参加することがステータスということでもありません。

♪レッスンブログより～
●競争ではないですよ😊どんな結果も全てが成長に繋がる・・・子供たちのコンクールってそういうものです。
●第３１回彩の国・埼玉ピアノコンクール第２位・銀賞を受賞しました…当ピアノ教室、小学６年生の生徒さん。

子供たちにとって大変な事がつまらない事とは限らない

ピアノの上達だけではなく、一つの目標に向かって努力するという経験や、ステージに出て人前で自分の気持ちを伝えるという経験は、その後の人生に大きな人間力となって影響していくのではないかと思っています。

練習は大変なこともあるかと思いますが、子供たちにとって大変なことがつまらないこととは限りません。参加している生徒さんたちは自分の意志で、楽しみながら練習を重ねています。これからの人生において、やるべき大変なことも楽しみながら取り組んでいける貴重な経験にもなっていくのではと感じています。

※コンクールへの参加はご希望する方のみです。ご希望がありましたらサポートさせていただいています。コンクール以外でも教室のコンサートなどのステージにご参加いただけます。

子供たちの人生がより色彩豊かなものになり、かけがえのない自分の人生を自信を持って歩んでいってほしい

もちろん、コンクールに参加されなくてもピアノを楽しみ上達している生徒さんも多くいらっしゃいます。

ステージで演奏する、しないに関わらず、ピアノは日々の積み重ねがないと、その先にある楽しさを味わうことは難しくなります。子供たちが自分の弾きたい曲を自分の好きなように弾くということが楽しいこと、といえることもあると思いますが、せっかく小さな時からレッスンに通い時間とエネルギーを使って練習していくのですから、本物の音楽の景色を小さな時から見せてあげたい、そして自分で思い通りに弾くことができる楽しさ、感動をたくさん味合ってほしいと思っています。
ピアノは、自分に合った方法で練習を重ねていけば必ず上達していきます。

学校の合唱祭のピアノ伴奏で活躍する生徒さんたち

生徒さんたちは、学校の合唱祭の伴奏などもよく引き受けていますが、それをレッスンで一緒に練習するということはほぼありません。もちろん、レッスンで一緒に練習しても良いわよ、というお話はしますが、たいていは「大丈夫です」と自分の力で弾けるようになっています。
お魚を毎回一緒に釣ってあげるのではなく、一人で釣れるようになる力を身に付けさせてあげること、それが教室を卒業した後も長く音楽を楽しんでいけることにも繋がると考えています。

ピアノが弾けることで、子供たちのこれからの人生がより色彩豊かなものになり、かけがえのない自分の人生を自信を持って歩んでいってほしいと心から願っています。
そのためにも、ピアノを弾くことが特技と胸を張って言えるような子供たちを一人でも多く育てていきたいと思っています。
皆さんと一緒にレッスンしていけますことを楽しみにしております。

略歴

東京都出身。
音大でピアノを専攻、卒業後、大手音楽教室講師を経て自宅でピアノ教室を開業。
全日本ピアノ指導者協会、日本ピアノ教育連盟 会員。
日本カウンセリング普及協会 会員。

《 好きなもの 》
小鳥、ねこ（飼っているのはワンちゃんですが・・）、雨の音

《 嫌いなもの 》
飛んでいる昆虫

《 趣味 》
ガーデニング、ヨガ