ピアノの演奏はまちがえずに弾けるだけではつまらない～♪音で物語を表現することを楽しむ小学生のTちゃん。
みなさま、こんにちは。
吉川市・松本ピアノ教室 まつもとです。
レッスンを始め、両手で弾くことにも慣れてきたころ、当ピアノ教室（吉川市）の生徒さん達にこんなお話をしています。
「学校のテストは、全部まちがえちゃったら０点、全部できたら１００点よね😊では、もしピアノの演奏に点数をつけるとして今、練習している曲を両手で間違えずに弾けるようになったら、さて何点でしょう～？」と。
大抵の生徒さん達は、元気に「１００点～～😊」と答えてくれます。
当ピアノ教室（吉川市）小学生のTちゃんの答えも「１００点～～～😊」
ですが、実はピアノの演奏はそこが０点なんですね（と、思っています(#^^#)）
そんなお話をすると、どの生徒さんも「なんで～？？？」というお顔になります😊
ピアノの演奏を楽しむには、練習はゼロからではなくマイナスから始まるって考えると良いかなと、思います。
マイナスから始まり間違えずに弾けるようになったらそこが０点。
そこまでの練習はできないことをできるようにしないといけないので、大抵はちょっと努力が必要になります。もちろん、それを楽しめる生徒さんもいると思いますが、ピアノの本当の楽しさはそこから、弾けるようになってから始まります(#^^#)
さて、当ピアノ教室（吉川市）小学生のTちゃん。
今、練習している曲はブルグミュラー作曲のバラード。（バラードって“物語”という意味です）
この曲、Tちゃんはどんな物語だと思う？の質問に
「初めは、おばけ👻が近づいてくる感じでちょっとこわい感じ、そのおばけはいたずら好きでわざとおどかされてびっくりするけど、でも途中から天使が出てきてお化けは消えちゃうの・・・最後は、お化けがいなくなった～と思ったら急に目の前にいて凄くびっくり！～～😊って終わっている感じ～～」と。
こうして色々想像しながら、では、そうやって弾くにはどう弾いたら良いの？
そんな風に自分のイメージを音にできたら楽しいですね。
レッスンに一緒にいらしていたTちゃんのお母様は「だから私は昔、習っていたピアノを全然楽しめなかったのですね～😊０点で終わりだった気がします💦」と。
例えば俳優さんがまずセリフを覚えるところが、ピアノでいうと間違えずに通して弾けるようになったということ。
それから誰をどんなふうに演じるの？ってところが、ピアノではどう表現するの？ってことかな。
ピアノの演奏ってそんな風に思ってくれるとそこからは、きっと演奏することを、表現することをたくさん楽しめるようになると思います(#^^#)
ピアノで表現することを楽しみたいな～～という生徒さん、どうぞいらしてくださいね。